気象は経済活動に大きく影響する事が多いのですが、意外と知らないことが多いです。
お天気に関しては、子供から質問されて答えられないなんて事も多いですね。
今日も台風から変わった熱帯低気圧で関東地方に大雨が降りました。なぜ、台風は上陸すると弱まるのでしょう?
簡単に言うと、「海上では風が抵抗を受けずに流れ、陸上では抵抗が多いから」です。
天気図を見たとき、風向きはどうすればわかるでしょうか?風は抵抗がないところでは等圧線に沿って流れます。北半球では風の流れる方向の左側が気圧が低く、右側が気圧が高くなります。
台風の等圧線は同心円状になっています。ということで、反時計回りに風が流れています。単純に気圧が高いほうから低いほうに風がながれないのはなぜかというと、地球が回転していて、コリオリの力がかかるからです。
海面の温度が高いと上昇気流が発生して、空気が上空に昇ってゆきます。そうすると地表付近の気圧が下がり周囲から風が流れてくるのですがコリオリの力と釣り合って、ぐるぐる回ってしまいます。等圧線を横切って流れる空気よりも上昇気流で上っている空気の量が多ければ、台風は発達します。海上では風はあまり抵抗を受けずに流れるので、台風の周りを風が回っている状態が続きます。
ところが上陸すると風は抵抗を受けます。そうすると、摩擦力が増えて、等圧線を横切る空気の量が増えます。上昇気流も減って、周囲から流れ込む空気の量が増えると、中心付近の気圧がどんどん上がって、台風は弱まってしまいます。
風は海上ではほぼ等圧線にそって流れ、陸上では等圧線をまたいで流れる量が増え、風が等圧線を斜めに流れてゆくと知っていると、天気図を見ただけで風向きがわかります。
(ただし、海の近くでは海風と陸風とか、地形によっては風向きが違う場合もあります。)
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